生活習慣病の栄養と予防・治療

生活習慣病は、体が崩壊に向かう慢性の病気

体は常にスクラップ&ビルド

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世界が常にスクラップ&ビルドされているように、
体も古いものが壊れるから、新しいものが作られ、常に新しい状態に維持されています。

これが、新陳代謝であり、生命活動そのものです。

特に、常にスクラップ&ビルドされているのは、体のたんぱく質
常に分解と合成が同時に行われています。
分解と合成が行われるプロセスを「代謝」と言います。

  • 分解=異化=破壊のプロセス
    =大きな物質をバラバラにすること
    バラバラにするプロセスでエネルギーが作られる
  • 合成=同化=創造のプロセス
    =エネルギーを消費して、元素や低分子の物質から
    より高分子の大きな物質を作ること

異化(破壊)=同化(創造)のバランスがとれていると、
体は一定の状態に維持されます。
(恒常性・ホメオスターシスが保たれている状態でもあります。)

一方、異化>>>同化となり、破壊が亢進するのは、

  • 糖尿病などの生活習慣病
  • 感染症の炎症
  • 自己免疫、アレルギー性疾患などの免疫疾患
  • ストレス状況下

などです。
老化現象も同じですね。
同化が停止し、異化だけになることが、即ち「死」です。

逆に、同化>>>異化となり、創造が活発になるのは、

  • 子供の成長期

ですね。

ホルモンには、体を異化させるもの、同化させるものがあります。

異化ホルモン

  • アドレナリン
  • コルチゾール
  • 甲状腺ホルモン など

    だから、ストレスがかかってアドレナリンやコルチゾールが出ると異化が高まります。
    また、甲状腺機能亢進症(絢香さんがなったバセドウ病など)ではどんどん痩せていきます。

同化ホルモン

  • インスリン
  • 成長ホルモン
  • アンドロゲン

糖尿病は、同化ホルモンであるインスリンの働きが低下し、異化が亢進する病気です。

その他、異化が亢進するストレス状況下、感染症などの炎症が長引く場合や、アレルギー・自己免疫疾患などの免疫系の病気では、
たんぱく質がどんどんと崩壊していくので、それに追いつくだけのたんぱく質補給が必要になります。

追いつかなければ、体の構造が壊れ、心身のシステムがますますうまく回らなくなります。

たんぱく質の働きをおさらいすると、『なぜ食・栄養が治療のメジャーになり得るのか?』でもお話したように、たんぱく質は体の構造と心身のシステム構築に不可欠。

1)構造たんぱく:体や細胞の骨格・構造を作る

  1. コラーゲン(骨・皮膚・歯・髪など)
    コラーゲン鍋食べても、消化されてアミノ酸に分解されてしまうので、そのままコラーゲンにはなりません!
    たんぱく質が不足すれば、コラーゲンは作れません。
  2. 核タンパク質(DNA,RNAの原材料)
    遺伝子の原材料もたんぱく質。
    新しい細胞を作るためには遺伝子の複製が必須だし、すべての体のたんぱく質を作るのもDNA/RNAがひな形。
  3. 細胞構成たんぱく質(筋肉・皮膚・内臓などの細胞の構造)
    60兆個の細胞を維持するのに必須。

2)機能性たんぱく:体や心のシステムを作る

  1. 酵素(消化酵素・代謝酵素・抗酸化酵素など)
    たんぱく質が不足したら、消化酵素が不足してますますお肉などが消化できずに食べれなくなる悪循環に。
    エネルギー代謝にも、活性酸素を消去するにもたんぱく質が必須。
  2. 生体防御因子(抗体・補体など)
    たんぱく質不足は免疫力低下で風邪など引きやすくなる。
  3. ホルモン(インスリン・成長ホルモンなど)
    糖尿病の人は、たんぱく質が壊れて分解されやすい(異化亢進)
    でも、インスリンを作るにもたんぱく質がいるので、不足しないよう摂ること。
  4. 酸素・栄養素の運搬(アルブミン・ヘモグロビン)
    たんぱく質の不足で、細胞は酸欠に。
    栄養も運べない。
  5. 受容体(ホルモンなどがくっついて作用するところ)
    インスリンなどのホルモンやコレステロールなどが働くために必要。
  6. 神経伝達物質(セロトニン /GABA/ドーパミンなど)
    脳の栄養失調の回でも説明したように、感情を左右する神経伝達物質はたんぱく質が原材料。不足でメンタルの不調や不眠に。
  7. エネルギー源
    摂取カロリーが不足するとせっかく摂ったたんぱく質がエネルギーとして使われてしまう。
    骨格筋を分解してしまうので、筋肉量が減少してますます痩せにくくなる。

これら全てがうまく回らなくなるのが、異化>>>同化の状況
バランスを摂るには、普通より多くのたんぱく質をとるようにしてください。

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「健康」には興味ないくせに、口臭や体臭は気にしていました。
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私からすれば、口臭や体臭は、体の不健康の現れなのに。
それなら、口臭対策・体臭対策をすることで、
結果、痩せて、カッコ良く、ヘルシーな体になっちゃえば!?
ということで、夫にヒントをもらい、本書を書きました。
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貪り読みました。
これまで散々言ってきたことなのに「なんで、教えてくれなかったんだ!」と文句を言われました。
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行動が変わりました。
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においのない汗をかくようになりました。
おっさん卒業!

女性だって、年齢とともに、口臭、体臭対策が必要ですよ。

【内容】
調査によれば、在日外国人の7割が「日本人の口臭にがっかりした経験」があるという。

35歳以上の日本人の8割が歯周病とのデータもある。
無臭社会日本、と言われるが、本当にそうなのか。
「自分は臭わない」「外国人に比べれば体臭は少ない」との思い込みは正しいのか?
「加齢臭」「ミドル臭」「スメハラ」などの言葉が流行する昨今、
「気にしすぎ」と一刀両断してよいのか。
医師の視点でみると、口臭や体臭は、健康のバロメーター。
体の「危機」を知らせるシグナルだ。
表面的ではない、真のにおい対策は、根本的な健康増進につながるのである。
本書では、予防医学を専門とする内科医が、
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