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ライフスタイルと日常の中の気づき

睡眠は究極のセラピー!松果体を調整する方法

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骨休めに行って帰ったら、リズムを崩して数日間動けませんでした。。。
「時差ぼけ」というと何だか大したことない感じがしますが、今回はとにかく撃沈でした。
体に全く力が入らず、だるくて動けない!
時差ぼけとは、要するに松果体が支配する体内時計の乱れ
しかし、この体内時計こそが体のリズムの支配人。
これが乱れることは全ての作用が乱れることを身をもって体験しました。
今回は、眠りについて考えてみます。

人は環境から逃れられない

前回、紫外線UVBがビタミンDを増やす効果についてお伝えしました。
(→「紫外線防ぎ過ぎが妊娠力や子供に害と判明」

しかし、太陽の恵みはそれだけではありません。
太陽は、地球上のすべてのものに恵みを与え、育んでいます。
この世界に存在する全ての存在は、環境との関係性において成り立っていますから環境が全てとも言えます。
(→「たったこれだけ!万物のシンプルなしくみ」
環境とは、私たちを取り巻く全てですから、

  • 宇宙空間(宇宙放射線や天体などの影響)
  • 太陽系(太陽や月の影響、その他の天体などの影響)
  • 地球環境(大気や自然環境、重力、電磁場などの影響)
  • 社会環境
  • 職場・学校などの公的環境
  • 家庭環境
  • 電磁波などのエネルギー環境
  • 体内環境
  • 細胞環境(体液の状態や意識の状態など)

これら全てが私たちを刺激し、体(内臓や細胞、遺伝子)や意識がそれに対して応答することで、環境に適合しています。

中でも、太陽系に存在する地球上の全ての存在にとって、太陽の影響力は計り知れません
ですから、古代の多くの文明において、人は太陽を礼賛し、神格化したのでしょう。

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太陽が体のリズムを支配する

太陽が調整するのは、最も偉大な体の時計です。
これによって、太陽のリズムと人のリズムがぴったりと調整され、太陽系の中で環境に適合しながら健康的に生きていくことができます。
体の内臓やホルモン分泌、細胞などの時計全てを調整する中枢時計が存在する松果体です。

松果体からはメラトニンという睡眠を調整し、体を修復する大切なホルモンが分泌されています。

図1

メラトニンが支配する体の時計

メラトニンの分泌を調整するのが、光です。

朝、カーテンを開け、明るい光が目に入ると、網膜から視床下部を経て、松果体に光刺激が伝わります。
すると、松果体からのメラトニン分泌が低下します。
それが、体にとっての朝のサイン。
そこから伝わる情報によって体が朝用にリセットされます。

  1. 自律神経の調整
    松果体から自律神経の中枢である視床下部に情報が伝えられ、交感神経が活発になり、体が活動モードにシフト。
  2. ホルモン分泌の調整
    松果体からホルモン分泌の中枢である視床下部から下垂体に情報が伝えられ、身体中のホルモンの分泌が調整。
  3. 末梢の内臓時計・細胞時計の調整
    これらの調整は、自律神経・ホルモンの調整による化学反応による調整と量子的な情報伝達による調整の両方と考えられている。

不眠改善には朝の行いこそが大事

そして、松果体は、光刺激を感知してから約15時間後にメラトニン分泌が高まるようにプログラミングされています。
ですから、朝7時に起きてカーテンを開け、明るい光が目に入ると、夜10時にはメラトニンが分泌されて自然に眠たくなるというわけです。

正常に分泌されると、下のグラフのような感じ。

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夜10時に分泌が高まり、深夜2時をピークに分泌されます。
しっかり起きて朝を感知すると、8時頃にはほとんど分泌されなくなることが分かります。
高齢者では、若年者に比べて分泌が悪いですね。
だから、高齢者になると睡眠が浅くなり、眠りの質が悪くなってしまうのです。

メラトニン分泌を乱す悪習慣とその対策

高齢者ではなくても、メラトニンの分泌が乱れるのが現代的な生活。

  1. 朝寝坊
    とにかく夜眠れないからといって、朝寝坊はお勧めしません。
    どんなにだるくても、夜のためにしっかり起きて、カーテンを開け、朝日を浴びること。
    (直射日光を見る必要はありません。むしろ見ちゃダメ!)
  2. 夜のPC・スマホ・LEDライトのブルーライト
    メラトニンは青色の光で顕著に抑制されますが、最近はブルーライトだらけです。
    日中はいいですが、本来暗くなるべき夜に光刺激があると、中枢時計が乱れてしまいます。
    最近は家の電気も全てLEDですが、白熱灯はすでに廃止の方向みたいですね。
    でも、実験の結果では、青色や白色ではなく、暖色(電球色)に変更するだけでも効果があるようです。
    私自身は、蛍光灯は暖色のものにして、夜はブルーライトカットのメガネやシールを活用しています。
    明る過ぎる色は刺激になるので、スマホやタブレットは、明るさ調整で夜モードにして、暖かい色味に設定しています。

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NASAが公開した地球の夜の画像によると日本の都市部は夜でも煌々としていますね。

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NASA-NOAA Satellite Reveals New Views of Earth at Night

睡眠こそ究極のセラピー

睡眠が不足すると、体にとって悪いことだらけ。

睡眠不足で起こりうる不調

  • 思考力低下
  • 集中力低下
  • 記憶力低下
  • 認知機能低下
  • 免疫力低下
  • 内臓機能低下
  • イライラ・怒りっぽさ
  • 不安・うつ
  • 倦怠感・疲労感
  • めまい・頭痛

なんと、かつて不眠実験をした際には、数日経つと様々な幻視や幻覚がみえ始めて全員が精神的に異常をきたし、実験が継続できなかったということです。

逆に、睡眠こそ、最も安上がりで誰でもできる究極のセラピーと言えます。
メラトニンの作用はとってもすごい!

メラトニンのすごい作用

  • 体内時計調整による内臓・ホルモン・細胞のリズム調整
  • 自律神経のリズム調整
  • 抗がん作用
    メラトニンの分泌量が、乳がん・前立腺がん・大腸がん・脳腫瘍・子宮体がん・肝臓がんの発生や進展に関与。
    血管新生の抑制、腫瘍増殖抑制作用など。
  • 抗酸化作用
    最も悪性度の高い活性酸素ヒドロキシラジカルを消去できる唯一の体内物質
  • 免疫増強作用
    T細胞・サイトカインの調整、炎症の抑制
  • 細胞の修復作用
    成長ホルモンの分泌を助け、寝ている間に細胞を修復する

などとにかくこれを活用しない手はありませんね。

まずは、スマホやタブレットの設定を早速変えてみては?

睡眠に必要な栄養素

「脳の栄養失調が不眠やメンタル不調の原因に」でもお伝えしたように、せっかく太陽を浴びる生活をしても、メラトニンの原材料が不足しては十分に分泌もされません。

原材料は、

  • トリプトファン

そして、以下の栄養素の媒介を経て、セロトニンからメラトニンが合成されます。

  • ビタミンB6
  • 葉酸
  • ナイアシン
  • マグネシウム

詳しくは、「脳の栄養失調が不眠やメンタル不調の原因に」へ。

さて、究極のセラピーである睡眠をしっかり摂るために、太陽・環境・栄養を整えましょう!

で、最後は、古代文明好きの余談で、憶測の(妄想的!?な)お話なので、好きな方だけ聞いて頂いたらいいですが・・・

松果体は、アーユルヴェーダなどの古典哲学や古典医学では『サードアイ=第3の目』と言われ、頭頂チャクラと結びつき、叡智や直感力、第6感を司り「神の目」と考えられてきた大切な部分です。
第3の目は、ブッダについているここですね。

図1
ブッダの第三の目は、悟りの象徴であり、エジプトの「ラー(太陽神)の目」と同じです。
ラーは太陽神ですが、エジプト神話に登場する天空神・ホルス神の右目が「ラーの目」と呼ばれています。
ここまでの話で、太陽こそが松果体を支配していましたね。

これが、太陽神・ラーの目のシンボル。

eye horus

おや?何かに似ている?

図1

実は、ラーの目は、松果体を取り囲む、大脳辺縁系や脳幹部という生命に直結する原始的な脳をシンボライズしているという説があり・・・。

うんうん、確かにみえる!

やはり、古代文明は、現代以上にすすんだ科学を持っていたの・・・かも知れませんね。
少なくとも、松果体は現代人のように退化していなかったようなので、受信機である松果体を活用して高次の情報にアクセスできていたのでしょうか・・・。

云々・・・。