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体に良い食事が不健康に?オルトレキシアって?

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健康志向な人、意識の高い人が陥りがちな、罠があります。
「絶対に体にいい食べものしか口にしてはならない!」
「少しでも体に悪いものは口にしたらマズい!」
そんな風に、思いつめていませんか?
健康を意識することはとても大切なことですし、
現代社会は汚染やケミカルだらけで、確かに口に入れたくないものも多いのは事実。
でも、あまりにもそれにとらわれ過ぎてしまうと、「オルトレキシア」と診断されてしまうかも?

オルトレキシア正しい食事に対する強迫観念

NEDA(National eating disorder association:米国摂食障害協会)は、オルトレキシア「正しい食事に対する強迫観念」としています。
ここに、診断基準があります。(北コロラド州立大学Prof.Thomas Dan)
以下の項目に2つ以上あてはまる人は?

  1. 栄養は偏っていても、純粋な食べものだけ食べるようにしている。
  2. 添加物や体に悪い食品が心身に与える影響のことを思うと、頭がいっぱいになる。
  3. 脂肪分や保存料、添加物、動物性食品など、不健康だと思う食品を一切食べないようにしている。
  4. 純粋な食品を食べるため、事前リサーチや買い物、準備に1日3時間以上かけている。
  5. 純粋ではない食べ物を食べると、罪悪感がわく。
  6. 他人の食に対する理念や考え方を受け入れ難い。
  7. 収入の多くを純粋な食品を買うために使っている。

さて、健康意識の高いみなさん、いくつ当てはまりますか?
何でもかんでも病気にしないで!という声もあるかも知れません。
確かに、それにも賛成。
精神科の診断基準を持ってすると、ほとんどの「正常な」人が「異常」の基準に当てはまってしまいますもの。
ただ、自分自身が、それにとらわれ過ぎて苦しくなったり、明らかに栄養が不足したり極端に偏ったりしているのに、どうやっても食へのこだわりから逃れられないのであれば、少し客観的に考えてみる必要があるかも知れませんよ?

私は、「5」は当てはまります。
「7」も、、となると、「オルトレキシア」だわ!っということになりますが、「5」は意識的に「今日はOK!」とか「この食べものは、私にとっての薬になるだけで、毒にはならない」とマインドを作るようにしています。
そこまでしなきゃならんのか!?と、そうでない方は呆れるかもしれませんが、たくさんリサーチしてたくさん知識を持っている方は、共感されるのではないですか?

私の場合は全く厳密ではないですが、
厳格なビーガン・糖質制限者・グルテンフリー食実践者
また、化学物質や汚染物質を全く口に入れたくないと頑張っている方々。
他、食事に強い理念を持った方々は、自分自身を追い詰めていないでしょうか?

体の素晴らしい力を信頼しよう

この場合の、処方箋は、
「自分自身の体に備わった力を信頼する」という作用を持ったお薬かと思います。
絶対にダメ!と強迫的になっている方は、
1回でも、ちょっとでも、口にしたら自分自身や子ども達の大切な体が壊れてしまうと思って、絶望に苛まれてしまわないでしょうか?
もちろん、アレルギー物質は別です。
食べて一発でアナフィラキシーやじんましん、下痢嘔吐などの症状を起こす場合は、除去が適切です。
それ以外であれば、すぐに影響を起こす毒を別にして、少々口にしようが、体は、

  • 出す!
  • 無毒化する!
  • 治す!
    の力を使って、健康を維持します。

そのことを信じられないと、口にするだけで心がストレスを感じ、体をラジカルで攻撃し、具合が悪くなります。
また、イメージ・マインドの力も絶大です。
ありありと悪い影響をイメージすることで、実際にそのことを具現化する可能性だってあります。

もちろん、続けて食べていいわけではありません。
ケミカルなものや汚染されたもの、酸化した油、過剰な糖などが安全とは、まったく言っていません。
それらを持続的に食べると、体の力が追いつかなくなって、結果病気になります。
でも、少々、
大丈夫!
私たちの体は、強い!
私たちの体は、素晴らしい!

だから、友人との食事は、心おきなく楽しみましょう。
(その上で、あまりにも配慮に欠いた食事であれば、お友達の将来を思ってそれとなくアドバイスするうことも必要かもしれませんけれど。
友人関係を壊さないように、慎重にどうぞ。)
また、イベントは楽しみましょう。
たまには、自分にご褒美だってあげましょう。
知識やイメージはおいておいて、「この楽しい美味しい食事は私の栄養になり、健康にする」というポジティブなイメージが大切です。

 

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コメント

    • meria
    • 2017年 6月 29日

    「食べる」ということは、とても楽しいことですが、その反面、怖いことでもありますよね。 自分が口にしたものが、やがて自分自身を作っていく訳ですから。
    まず選択肢がとても多過ぎます。
    食材・その産地・ハウスもの?・農薬は? 今では生産者の名前まで表示されています。
    何料理?
    調理法は?
    調理道具は?
    調味料は?
    いつ食べる?



    それに加えて、「TO DO」リストに「NOT TO DO」リスト。
    食事を用意する人間としては、ワクワク感と窮屈感が同居です。
    そんな中、私が特に大切にしている言葉は、「口から摂る一口は点滴一本より優る」というものです。これは、家族が夏バテで殆ど食べられなくなったときに、地元で神様と呼ばれているDrに掛けて頂いた言葉です。
    この一言で私の不安感や恐怖心は随分和らぎました。まさに私にとっての神様の言葉、ご馳走言葉でした。

    食事に一番必要なものは、「気持ち」かもしれませんね。「相手の健康を想う気持ち」、「関わった人全てに対する感謝の気持ち」、そして何よりも「自分自身の体に対する信頼感」。 頭でゴチャゴチャ考えるよりも、自分の体が欲するものを口にするのが、もしかしたら一番いいのかもしれません。本能(潜在意識?)に任せておけば今一番必要な栄養素に気持ちが持っていかれるような気がします。考えるのがただ面倒臭いだけの、ズボラ人間の言い訳ですが・・・(笑)

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