生活習慣病の栄養と予防・治療

花粉症バイバイ!今日からコレ始めよう①腸活

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暖かくなると、そろそろ辛いのが花粉症。
今年の花粉症飛散予測では、前シーズンより多い地域が目立っています。
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「花粉症は、1回なったら治らない!」と諦めていませんか?
ライフスタイルの改善で、症状を軽くし、日常生活を楽に過ごすことができます。
今年こそ、花粉症にバイバイしましょう。

やるべきことの基本その①は、腸活

アレルギーは、免疫エラーの病気

腸活なんて、と侮れません。
腸内細菌は、遺伝子にまで作用して、ヒトの免疫に影響を与えています。
「腸内細菌がヒトの遺伝子を操作する」参照)
腸内細菌は、免疫細胞とセットです。
免疫細胞の8割は、腸の周りに存在します。
食べ物という外の世界の異物と病原菌を含むたくさんの細菌が渾然一体となった腸の中。
それは、人体にとって、外の世界の敵と接する戦争の最前線みたいなもの。
異物や病原菌から体を守るために、戦士である免疫細胞が集まるのは当然と言えます。

その免疫細胞の重要な働きは何かというと、
人体にとって危険な「攻撃すべきもの」と安全な「攻撃すべきでないもの」を識別します。
花粉なんていう安全なものを間違って攻撃してしまうのが「花粉症」です。
つまり、免疫の働きのエラーですね。
免疫細胞たちがエラーを起こさないように教育する教育者としての免疫細胞がいます。
それが、「抑制性T細胞」=Tレグです。
Tレグが、攻撃部隊である免疫細胞たちに「花粉は攻撃すべきでない」ということを教育すれば、アレルギーは起こりません。
教育が上手くできないから、血気盛んな攻撃部隊が暴れて、花粉という刺激で炎症という戦争を起こすのが、「花粉症」です。

このTレグを教育者に育て上げるのが、腸内細菌の一種である酪酸菌の役割です。
花粉症の対処法としては、酪酸菌を腸内にたくさん飼い、Tレグを育てる必要があります。

花粉症を抑制する賢い免疫細胞を育てる食生活

酪酸菌は、誰の腸内にもいる日和見菌です。
食生活が良ければ、たくさんいるはずなのですが、
食生活が悪化すると、勢力を失っている可能性があります。
どんな食生活が悪いかというと、要するに、野菜不足の場合です。
基本ですね!
酪酸菌にエサを与えて、せっせと育てましょう。
酪酸菌のエサといえば?

  1. 水溶性食物繊維:野菜・海藻類・果物・こんにゃくなどに含まれる
  2. 難消化性オリゴ糖

水溶性食物繊維を酪酸菌が食べると、代謝物として酪酸が生まれます。
この酪酸が、すごい!
酪酸は、免疫細胞の遺伝子に変化を起こし、教育者であるTレグへと成長させるスイッチになります。
なんと、食物繊維が、遺伝子に影響を与えるんです!
たかが食物繊維、されど食物繊維ですね。
だから、野菜・海藻類・果物・こんにゃくなどは、毎日大量に食べなければなりません。

難消化性オリゴ糖とは、オリゴ糖の中でも小腸で消化されず、大腸まで届くオリゴ糖です。
大腸の善玉菌のエサになるためには、小腸で消化されずに届く必要があります。
難消化性オリゴ糖は、

  • ラフィノース
  • 乳果オリゴ糖
  • フラクトオリゴ糖
  • ガラクトオリゴ糖
  • キシロオリゴ糖

一方、小腸で消化されてしまうものは、

  • イソマルトオリゴ糖

イソマルトオリゴ糖は、安価に製造できるので安いのが特徴ですが、効果が劣るので、注意しましょう。
オリゴ糖製品は、必ず、裏の表示を見て、どのタイプのオリゴ糖かチェックしてください。
また、オリゴ糖製品であっても、裏の表示をみると「果糖液糖」「ショ糖」「人工甘味料」などを含んでいるものもあります。
必ず、裏の原材料表示を見て、100%のものを選ぶようにしましょう。

まずは、腸活、今日から始めましょう!
腸内フローラ検査MykinsoProでは、自身の酪酸菌の種類や割合を調べることができます。
さて、次にやることは?「○活」

 

 

 

 

 

 

 

 

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