未来医療・最新医療トピックス

近視予防にバイオレットライト:現代人に不足〜抗加齢医学会トピックス

昨日の「人生100年時代:100歳の幸せに幸せでいられるか」に引き続き、抗加齢医学会総会の最新トピックスをお伝えします。

私、ど近視で、左右0.01程度しかありません。
大人になってからも進んでいます。
「大人になったら、近視の進行は止まる」と、昔は言われていませんでしたか?
実は、実は都市伝説。
最近では、「大人になっても近視は進む」は、当たり前と考えられています。
ブルーライトが問題になっているもののPCやスマホなど、寝ている間以外は目を酷使する生活ですから、もはや、避けられない。
世界の近視人口は増え続け、2050年には約50億人にも上るという予測も報告されている。
ただし、近視は進行すると失明のリスクがありますから、これは、進行予防したいもの。

ブルーライト:子供は3倍影響あり寝ながらスマホが最悪

綾木雅彦(慶応大学医学部眼科学教室・おおたけ眼科つきみ野医院)先生は、夜のブルーライトを避ける生活を提案しています。

ブルーライトには、急性障害はないとわかっているものの、まだ歴史が浅いので、10〜20年使った慢性障害(黄斑変性、ドライアイの悪化など)は、未知数だそうです。
特に、子供は3倍光が入りやすいので、影響を受けやすいようです。
ずっと見ていることで、三叉神経痛を起こし、目の奥の痛みや頭痛などを起こすことや、縮瞳が持続して、ピントが合わせにくいことや眩しく感じることなどがあることはわかっています。

ブルーライトの弊害は、何より、光刺激によって睡眠ホルモン・メラトニンの分泌を低下させ、睡眠を邪魔することだと思います。
「睡眠は究極のセラピー:松果体を調整する方法」でも、お話ししたように、あらゆるホルモンの司令塔である松果体の働きに影響するので、あらゆる機能が狂ってきます。
松果体は、直感・叡智の中枢なので、かなりマズい。
個人差はあるものの、綾木先生は睡眠1時間前からブルーライト100%カットのメガネをかけているとのこと。
100%ほどでなくても、40%程度カットするものでも、メラトニン分泌は抑制されにくいことがわかっています。
私は、PCやスマホの画面を暗めの設定にした上で、ブルーライトカットフィルムを貼り、夜はメガネをかけています。

さらに、座ってスマホを見るよりも、寝転んでみている方が、不眠につながることがわかっているそうです。
寝ながらスマホが最悪ってことですね。
しかし、私自身、眠れないので、普段は極力スマホを夜に見ないようにしているのですが、最近友人から徹夜必須のアメリカのドラマシリーズを紹介されて、、、困っております。
で、不眠気味、、、夜は、やめます。。。

紫の光:バイオレットライトが近視を予防

「ごきげん」なアンチエイジングを広めた有名人・慶応大学眼科学教室の坪田一男先生は、寝る5時間前から100%ブルーライトカットにしているそうです。
坪田先生の研究は画期的です。
光の中の紫の光:バイオレットライトにより近視の進行抑制することを研究し、実際「JINS!」のメガネに応用されているそうです。

日光の白い光には、実は、様々な周波数を持つ色の光が混ざっています。
元々、「外で2時間以上遊ぶ子供には近視が少ない」と言われていました。
その秘密が、バイオレットライトではないかと考えられています。


バイオレットライトは、紫外線とブルーライトの間の周波数です。

バイオレットライトが近視進行予防遺伝子を発動する

以前に、「幸せの質で遺伝子の良し悪しが決まる」でもおはなしたように。
元々、遺伝子は、生まれてから今までの後天的な環境が重要です。
環境が変われば、全く遺伝子の働きが変わります。
坪田先生がひよこを使って研究したところ、バイオレットライトが近視を予防するメカニズムとして、遺伝子の発動が関与していることがわかりました。
バイオレットライトは、近視の進行を抑制する遺伝子「Early growth response 1(EGR1)」を上昇させることがわかりました。

ただ、紫外線カットのガラスでも、ブロックされてしまうので、
最近の建物にはめてあるガラスや紫外線カットレンズのメガネなどでは、紫外線だけでなく、近視の進行予防に良いバイオレットライトも防いでしまうようです。

臨床研究からもバイオレットライトを透過するコンタクトレンズを装用している人の方が、透過しないコンタクトレンズやメガネを装用している人よりも近視の進行が抑制されることが示されました。
さらに、今、当たり前に使用されているLEDや蛍光灯の照明にはバイオレットライトはほとんど含まれていません。
その上、大人も子供もPCやタブレット、スマホばかり眺めて、むしろ目を疲労させるブルーライトばかり眺めていることになります。
現代社会は、バイオレットライト不足、ブルーライト過剰が問題です。

そこで、坪田先生がJINS!と共同開発したのが、VIOLET PLUSという紫外線・ブルーライトをカットしながら、バイオレットライトは通すレンズ。


紫外線カット率:92%
ブルーライトカット率:15%
バイオレットライト透過率:65%
ブルーライトカット率はやや低いですが、近視の人が継続的に使うのに良いと思います。

***NEWS***
うちの夫を、1ヶ月で6キロ痩せさせた新著、ついに発売(笑)!
においからのヘルスケアで痩せて健康になる!若がえる!

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

新著発売
『日本人はなぜ臭いと言われるのか
 〜体臭と口臭の科学〜』(光文社新書)


『日本人はなぜ臭いと言われるのか〜体臭と口臭の科学』(光文社新書)
「におい」は健康のバロメーター
原因と対策を一挙公開!

《本書の中の「驚愕の事実」》
◆日常的に口臭がある人ほど、自分の口臭を感じなくなる。
◆一番嫌われるのは汗臭。若い女性の100%が「許せない」。
◆加齢臭やミドル臭は、食生活やライフスタイルが原因。
◆ケアしない口の中には4千億以上の細菌。濃度は便以上。
◆歯周病菌は、糖尿病、動脈硬化、認知症やがんにも関連。
◆強すぎる香水や芳香剤は、もはや「香害テロ」認定。
【内容】
調査によれば、在日外国人の7割が「日本人の口臭にがっかりした経験」があるという。

35歳以上の日本人の8割が歯周病とのデータもある。
無臭社会日本、と言われるが、本当にそうなのか。
「自分は臭わない」「外国人に比べれば体臭は少ない」との思い込みは正しいのか?
「加齢臭」「ミドル臭」「スメハラ」などの言葉が流行する昨今、
「気にしすぎ」と一刀両断してよいのか。
医師の視点でみると、口臭や体臭は、健康のバロメーター。
体の「危機」を知らせるシグナルだ。
表面的ではない、真のにおい対策は、根本的な健康増進につながるのである。
本書では、予防医学を専門とする内科医が、
そもそもにおいとは何かにはじまり、におい物質と嗅覚や脳の関係、
また口臭や体臭の種類や原因となる疾病と対策について、わかりやすく解説する。
6月13日発売
『日本人はなぜ臭いと言われるのか〜体臭と口臭の科学』(光文社新書)

 

自宅でできる!
腸内フローラキット:MykinsoPro:医療用

ピックアップ記事

  1. 口臭・体臭の対策一挙公開!においからのヘルスケア

関連記事

  1. 常在細菌叢・マイクロバイオームの世界

    花粉症バイバイ!今日からコレ始めよう①腸活

    暖かくなると、そろそろ辛いのが花粉症。今年の花粉症飛散予測では…

  2. 生活習慣病の栄養と予防・治療

    生活習慣病は、体が崩壊に向かう慢性の病気

    体は常にスクラップ&ビルド世界が常にスクラップ&amp…

  3. 生活習慣病の栄養と予防・治療

    花粉症バイバイ!今日からコレ始めよう③D活

    花粉症とオサラバする方法として、「腸活」「油活」は始めましたか?…

  4. 生活習慣病の栄養と予防・治療

    花粉症バイバイ!今日からコレ始めよう②油活

    花粉症バイバイ!の基本①「腸活」を始めたら、次に始めるのは「油活」…

  5. 女性と健康

    ビタミンD:安全で効果的な摂り方・増やし方

    ビタミンDは、大事です。「花粉症バイバイ!今日からコレ始めよう③ビ…

  6. 生活習慣病の栄養と予防・治療

    え!?寝酒でむしろ不眠が悪化する?

    酒豪であってもお酒は睡眠の質を低下させるワタクシ、何を隠そう、…

新著発売


PRESIDENT,東洋経済,日経ビジネスアソシエ他各メディアで話題沸騰。
日本人は、臭くないはず!?でも、意外な盲点が明らかに。35歳以上の8割に口臭リスクあり。
生活習慣で体臭も悪化する。悪臭に香害問題など、
においは、自分事を超えた社会事。
においからのヘルスケアで、心身ともに健康に。そして、社会も豊かに。

ニオイ解決WEB/ナゼクサ.com

  1. 女性と健康

    紫外線防ぎ過ぎが妊娠力や子供に害:ビタミンD
  2. ごあいさつ

    ヘルスケアをソーシャルグッドに解決する
  3. 人間の解剖・世界の解剖

    空気が読めるは美徳なのか!?嫌われたくない症候群
  4. 食と栄養と健康

    誰しも現代型栄養失調のリスクがある
  5. 体臭

    『日本人はなぜ臭いと言われるのか』掲載・取材、ありがとうございます。
PAGE TOP