ライフスタイル5.0

ハワイの中のアメリカではない独立平和国Land of Alohaへ

ハワイの中に、アメリカではない独立国があることを知っていますか?
ホノルルから車で2〜30分ほどのワイマナロの山間にあるこの独立国。そこは、パスポートを必要とし、普段は一般の人は入国が許されていません。

1993年クリントン大統領時代、アメリカ合衆国が公式に返還したネイティブハワイアンの国。
ハワイ国独立主権国家プウホヌア・オ・ワイマナロ・ヴィレッジ(ネイション・オブ・ハワイ)
通称、
ランド・オブ・アロハ Land of Aloha です。

国家元首は、意志を持って先祖代々の土地の返還を実現させたカメハメハ大王7代目末裔プウホヌア・バンピー・ケイキ・カナヘレ氏。


人気海外ドラマ「HAWAIIFIVE-O」でもご本人役で登場しておられます。

Juju’beクリニックがプロジェクトに参画し、文化・経済・産業・教育・医療・エネルギー・ゴミ問題・動物愛護等様々な分野で自然と調和した持続可能なライフスタイルへの回帰により、世界平和の雛形として、世界に発信していこうとされています。

ワイマナロの麓のこの土地は、ピンと張った神聖な空気が漂っています。
今回、警備隊長を務められた日系ハワイアンSteven Lew Tayama氏が亡くなり、国葬が開かれるということで、特別に入国させて頂きました。

法螺貝とチャントによって始まる儀式。

尊敬され愛されたSteven氏の葬儀には、多様な人種の方々が集い、口々に「アンクル・スティーブ」との思い出を語り、涙されていました。

日本にいると「民族」にまつわる世界の問題について鈍感になってしまいがちです。
ですが、先住民族の問題や民族の問題は、日本においても潜在的な課題であり、世界平和のカギになる課題です。

今回、ネイティブハワイアンの独立国で、日系人の国葬がこのように行われるということは、民族の悲しい歴史を超えて人と人とがハートを開き繋がり合うことができることを示して下さったように感じています。

どういうことかというと、ネイティブハワイアンは、豊かな南の島に平和に暮らしていたにも関わらず、アメリカ合衆国に占拠され、土地も人権も奪われ、保護という名の支配を受けてきました。
そして、日系人、特に、教育を受け、アメリカの社会に馴染んだ日系二世を使い、ハワイアンの迫害に加担してきたそうです。
もちろん、日系人にとってそれが本意であったはずはありませんが、当時は、日系人とてアメリカ人からは差別されてきた立場であり、それに抗う力がなかったことは想像できます。
バンピー元首を始め、ネイティブハワイアンは、アメリカ人にも日系人を含めた日本人にも歴史的な恨みを持っていたのは確かだそうです。

今や、日系が半分を占めるハワイのコミュニティ。
私も、一世からハワイに根ざし、ハワイのコミュニティをアメリカと日本の文化をミックスさせながら発展させてきた日系の親戚を持つ身として、とても複雑な気持ちでおりました。

プロジェクト尽力されてきたJuju’beクリニックJena先生Cimone先生からも、踏みにじられたハワイアンの怒りについてのお話を色々と聞かせて頂きました。

でも、今回の国葬で、ハワイアンの方々が日系の「アンクル・スティーブ」を如何に人として敬愛していたかということがとても伝わってきました。
それは、歴史の恨みや悲しみ、民族の境界線、国の境界線、全てを超えた人と人の強力なハートの繋がりでした。

そして、ここは、ランド・オブ・アロハ Land of Alohaです。

ハワイ語で「Aloha」とは、「Alo」(〜の前に)+「ha」(神の呼吸、魂)
「神の魂である呼吸の前にある」「あなたに神の息吹、魂を感じることができる」という意味。
さらに、

  • A:Akahai=思いやり
  • L:Lokahi=調和
  • O:Olu Olu=優しさ
  • H:Haa Haa=謙虚さ
  • A:Ahonui=忍耐力。

「Aloha~!」というとてもハッピーで気軽な挨拶には、大いなる意味が込められているのだそうです。
そして、ホ・オポノポノでも知られる「ポノ」(PONO)とは、調和の精神に正す。
調和とは、二元論的な争いの意識ではなく、一元論的な意識に進化しないと実現できません。
これまでの人類の民族や宗教、国、そして人と人との争い、戦争のパラダイムから、多様な民族も宗教も尊重し認め合いながら、人と自然、社会の全てが一元論的なベースとハートの繋がりを持って調和していくパラダイムへ。

その雛形としてのこの国家では、あらゆるシステムのバージョンアップに取り組んでおられ、MIT(マサチューセッツ工科大学)のMITコネクションサイエンス、MITメディアラボと共に、ピラミッド型ではない、ユーザー中心のオープン・イノベーション・エコ・システムである「MIT Living Lab」を共同研究開発し、経済システムのバージョンアップも目指しておられます。

あらゆるシステムが破綻し、持続可能な調和のシステムへのシフトが急務である今、ランド・オブ・アロハというシステムの雛形が世界にフラクタルし、全体のシステムが進化していく。
このプロセスを明確に描いて本気で動いておられることに大変な感銘を受けました。

私自身が人と病気と向き合ってきた結果、結局、あらゆる病は、システムとその中にいる人のシステムエラーに他なりません。
その為に、私自身、部分としての病を診るのではなく、全体のシステムの再構築、そしてそれを創っていく為に人の意識の進化のサポートをすることが不可欠だと考えています。
ランド・オブ・アロハは、新しい調和の世界のモデルになる場所だと確信しました。
本気でそれを願う人達が真剣に取り組んでいるからです。

日本とハワイの繋がりを以前から感じていましたが、今回の滞在では、改めて強い繋がりを感じました。
それには深い意味があり、日本に生まれた私達には、役割があると確信しています。
今回のハワイ滞在では、日系の家族の歴史やランド・オブ・アロハに触れ、私自身、何をやっていくべきかの向性が明確になったような気がしています。
実は、日本は3.11後の原発事故によって放射性物質により太平洋を侵してもおり、ハワイにも多大なる被害を与えています。
私が3.11後に尽力したいたこの問題についても、誰かや何かを批判するのではない違う次元の解決方法で取り組んで行きたいと思います。

Jena先生、Cimone先生との出会いに心から感謝しています。
日本でご縁を頂いている素晴らしい人達と世界と手を繋いでいきたいです。

 

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