ライフスタイル5.0

シリコンバレーの最新ヘルスケア事情vol.3

次世代シーケンサーの登場からゲノム解析が可能になり、腸内フローラを含む常在菌について真実が次々に明らかになって久しく、ヘルスケアにおいてフローラを無視することはできなくなってきました。

シリコンバレーのWhole Foods Marketプロバイオティクス・プレバイオティクス関連の棚は、これまた充実しています。

ジュースよりコンブチャ

まずは、コンブチャの充実っぷり。
これ、全部ジュースではなく、コンブチャです。

コンブチャは、もちろん、昆布茶ではなく、ミランダ・カー様もお飲みになって数年前からビューティー&ヘルシーに敏感な女性たちの間では口に登る飲み物。
都内でもコンブチャカフェが登場してはいmすがあ、まだそんなにメジャーとも言えないですね。

しかし、こちらでは、男性までもが手軽にコンブチャを飲んでいます。

コンブチャは、最新トレンドのように見せかけて、実は、東洋初の伝統発酵飲料です。
2000年以上前に中国で生まれたとされるものですが、紅茶に酢酸菌とイースト菌を共生培養させたスコビー菌種(いわゆる昔の「紅茶キノコ」です)と砂糖を加えて、1-2週間発酵させたもの。
菌たちは、糖分などをエサにして増えて、発泡発酵ドリンクになります。

菌が産生するビタミンB群や有機酸、抗酸化物質などが含まれています。
その為、独特の酸味があります。
二次発酵時に、生姜やレモン、フルーツ、ハーブなどを加えて風味をつけたものが飲みやすく、人気です。
酵母がアルコールを作りますが、他の菌が代謝するので、ほとんどアルコール分は残りません。
カリフォルニアのBochCraft社が、アルコール分をあえて残したハード・コンブチャを販売もしており、市場はますます拡大しているようです。

バイオティクスは効能で選ぶ

プロバイオティクスの棚も充実しています。
こちらは、生菌を扱う冷蔵の棚。この他に常温の棚も同じくらいの面積あります。

最近は、各菌種ごとに様々な働きが明らかになってきており、各メーカーが特徴的なのはターゲット別に菌の種類や配合を変えていること。

例えば、ANCIENT NUTRITION社は、

Immune:免疫
Gut Restore:腸の修復
Skin:肌
Brain:脳

最近では、Psychobiotics=サイコバイオティクスといって、脳の機能やムードなどに関わるプロバイオティクスが研究されています。

また、男性用、女性用、子供用、またそれぞれの悩みに応じて細かく商品が分かれているメーカーもあります。

 

ターゲット別に菌種の配合を変えているのが特徴的で、多いものでは、20種類ほどのブレンドになっています。

消費者は、自分の悩みに合わせて、選択しているようです。

日本では、薬事法の関係でトクホ認定されたもの以外に明確な効能表記ができないので、消費者にわかりやすく明示できないので難しいでしょうが、、、

だって、「守り高める」ってふんわりと言われても、何の効果って感じですよね。。。

菌のエサ・プレバイオティクスも充実

 

菌のエサとして働く食物繊維や難消化性デンプン・糖類などをプレバイオティクスと言いますが、これらも棚として成立しています。

アカシアファイバーやガーガムなどの食物繊維とその他のプレバイオティクスのミックスが中心です。
スムージーなどに混ぜて使われているようです。

カンジダ除菌用ハーブも充実

アメリカでは、腸管のカンジダが色々な不調の原因となることが一般認知されており、スーパーにもカンジダクレンズ商品の棚があります。

RenewLife社に至っては、親切に15日間のプログラムをパッケージにしてくれています。

抗真菌作用のある脂肪酸・カプリル酸やオレガノ・ガーリック・ティーツリーオイルなどのハーブ類、オリーブ葉などのミックスが基本です。

アメリカは、健康保険の問題で、病院においそれとは行けませんから、健康に対する意識は日本と迫力が違うと感じます。
だからこそ、ニーズがあるから、市場が育ち、商品も充実するのですね。

制度的な差が大きいので、簡単に日本に応用する訳にはいきませんが、日本の中の常識は世界とはかけ離れてしまっていることもあります。
特に、ヘルスケア領域。

特に、ここ、シリコンバレーで15日から開催されるTransformative Technology Conferenseについて。
日本で、HealthcareやWell-beingの分野で、心や脳、能力の拡張や覚醒などと言ったら、眉唾なんて言われそうですが、彼らは人間に対する深い洞察と論理を基に、テクノロジーを裏付けしようとしています。

テクノロジーは、決して人間の上には来ません。
扱う人間が、「無明」の状態から、本当の意味で覚醒し賢明になることでようやくテクノロジーの時代に適正に生きられるようになるのだと思います。

この続きは、カンファに参加してから、また。

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