ライフスタイル5.0

コロナとの均衡点と新しい生態系としてのシステム#ウィズコロナを生きる

目の前に現れるネガティブな現象を排除すべき「悪」と捉えるか、その現象から学び、進化のチャンスにするか。
どちらの捉え方をするかで、その後に見える世界は全く違ったものになります。

これまでの医学は、「病気」を「悪」とし、病気と戦い、死を敗北と捉えてきました。
同じ視点で新型コロナウイルスを悪とし、戦う対象として、人間対病原性ウイルスという対立構造で考えていては、進化を望むことはできません。

アルバート・アインシュタインが言うように、

No problem can be solved from the same level of consciousness that created it.

どんな問題もそれを作り出したのと同じ意識レベルでは解決ができない。

一つ視点をあげて、メタ的な視点で、今回の新型コロナウイルスパンデミック現象を眺めることが必要だと考えます。

この文章は、ラフなブレストにて、乱文失礼します。また、一旦、人間的な感傷を排除して書いていますので、配慮がない表現もお許し下さい。

ウィズコロナ世界を生きる

コロナを含む超生命体へ

新型コロナウイルスとの戦いと考えるのは、これまでの戦争を繰り返していた時代と同じ次元の二元論的な視点です。
一つ次元をあげると、人間対ウイルスではなく、環境のすべての生物や物質が循環し生かし合う超生命体としてのオープンシステムの中での現象として捉えることができます。

新型コロナウイルスでさえも、超生命体の構成要素の一部とします。

その視点で、新型コロナウイルスのパンデミックのような人間にとっての新興感染症の流行はなぜ起きるのでしょう。

超生命体と生物の共生

超生命体としてのシステムの中で、細菌・ウイルス・寄生虫などの微生物は、それぞれ共生関係にある宿主としての野生動物や森の植物と均衡を保ちながら生きています。

人間においても、自己と他者を分ける自分の免疫システムが、自己との共生を許す常在細菌や常在ウイルスを身に纏い、共生し、均衡を保っています。
この互いに生かし合う共生関係のバランスが取れている状態が健康と言える状態です。

均衡を破るコロナはなぜ起きた?

それぞれの動物は、それぞれ特有の共生微生物と常に共存しています。

野生動物(猿やコウモリなど)とウイルス、細菌などの微生物が共生関係にある時、宿主の免疫系は、微生物の共生を免疫寛容などのシステムにより許容したり、微生物は遺伝子を変化、また宿主側も抗体を作ったりしながら、緊張と緩和の中で絶妙な均衡を保ちながら生態系を維持してきたものです。

その絶妙な均衡関係を人間が侵し、未知なる微生物と人間が出会った時、その均衡が破られて、新興感染症の流行という現象として現れる事になります。

エボラ出血熱などの新興感染症は、人が熱帯雨林を侵し、動物の聖域に侵入し、動物を殺し、微生物が新たな宿主として人間を選択することで起こります。

コロナについては、原因が諸説ささやかれていますが、何れにせよ、均衡が破れたことは確かです。人間の免疫系が共生可能とは認識していない、新興の微生物による負荷が、現在の現象を起こしています。

どこが均衡点なのか?

人間目線で考えれば、これは、死をもたらす恐怖の対象となりますが、人類全てを駆逐することはありません。そこまで致死率の高い感染症は、感染を拡大してくれるはずの宿主をすぐに殺してしまうために広範囲な流行はできません。

一方的に何かの生物が、別の生物を侵す現象は、均衡点が見つかれば落ち着きます(終わるわけではありませんが)。

微生物側が宿主と共存可能なように遺伝子を変化させる。また、宿主側にその微生物に対する免疫システムが構築されるなどの進化が起こります。
その微生物に対抗できるだけの免疫システムが構築できない個体は、医学などの知恵により保護されることで生き残るか、もしくは、自然淘汰されます。
この違いは、遺伝的な特性や免疫に作用する常在微生物のバランスや食生活などのライフスタイルなどにより起こります。

生物同士の均衡点を見つけることができた時、これまでとは違う新たな生態系が形成されます。

気候変動も同様

超生命体としてのシステムのどこかに負荷をかけると、バランスを取るために全体が変化します。

気候変動の問題も、人間がシステムにかけた負荷により、均衡が崩れ、地球環境全体に影響が出た結果です。

システムのバランスが取れ、持続可能性を持って循環する均衡点が見つかるまで、現象は続きます。均衡点にたどり着かないうちに、あまりにも歪みが大きいと、システムは崩壊します。

そもそも、狩猟採取の時代から農耕に移行した時から、人類は自然に負荷をかけ、人口を増やし続けてここまできました。

人類の営みが共生的にストップした今、環境が改善していることを鑑みても、超生命体としてのシステムにとって一番の負荷は人類であることに間違いありません。

ビフォアコロナのシステムの死

これまで、人は「理」に無明でした。
その為に、均衡が崩れて、人も社会も、地球も病気になったと言えます。

自然界において成り立っていた持続可能な超生命体としてのシステムを、人間の無明により崩し、人間が頭で考えた持続不可能なシステムを導入したことで、システムの「停滞」=病気を招き、あらゆる問題が現象化してしまいました。
すでにジリ貧だったと言えますが、今回の新型
コロナウイルスの影響で、これまでのシステムの血液循環(物流、人の流れ、お金の流れなど)が、一気に全てストップしました。循環停止=システムの死を意味するわけです。

では、心肺蘇生をして、ビフォアコロナのシステムを復活させることはできるのでしょうか?

それはできませんしし、する必要もないと考えます。

ポストコロナの新しい生態系としてのシステム


ビフォアコロナのシステムが死を迎えた今、新しい生態系としてのシステムを立ち上げる時です。
これまでのように「理」に無明なまま、人間中心的なエゴイスティックなシステムを構築したら、また死を迎えることは必須でしょう。

持続可能なシステムを「理」をベースに改めて構築し直す。
アイデンティティを人間の個体からオープンシステムとして超生命体へと拡張し、一人一人が、分断を超え、国境を超え、超分野でやり直す時なのではないかと考えます。

 

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